2020年02月25日(火) 18:00
今回の勝利で史上5頭目となる芝、ダート両GIを制覇したモズアスコット
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は荒れにあれたフェブラリーSとダイヤモンドSを取り上げます。印を回すだけでもかなりハードルの高い超人気薄馬を、はたしてどんなアプローチで捕獲できたのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、競馬予想界の新星・キムラヨウヘイ氏です。なんと◎は、16番人気で2着のケイティブレイブ!! まずは、「基本的に中央ダートGIレースというのは、強い馬がそのまま上位入線を果たすモノ」という視点からのスタートでした。
それを踏まえ、ケイティブレイブに関しては「過去にGI勝利や好走を幾度となく果たしており、その強さというのは周知の通りと思いますが…たった2度負けただけでここまで人気落ちさせるのは果たして正しい判断なのか?」と、人気に疑義を挟んで強く本命に推しました。
人気落ちのGI馬を本命にして、馬券に結び付けた好例となった今年のフェブラリーS
フェブラリーSでのケイティブレイブの激走にも驚きましたが、それ以上の衝撃だったのが前日に行われたダイヤモンドS。こちらはしんがり人気のミライヘノツバサが勝利し、その単勝配当は歴代重賞史上3位の32,550円。この超人気薄の激走を、見事に予告していたのがトーチュウの馬体派、若原隆宏氏です。
19日に行われた美浦Wでの動きに注目。「動きがここ1年とは別馬に見える。6歳以降はとかくズブさが目につく馬だったが、4角から手綱に従ってゆったり伸び伸び。そして、何より腰周りがこんなに柔らかい馬ではなかった。トモの振り出しが非常に深くなっていて、ストライドを稼ぎ、ゆったりしたエネルギー効率の高い走りを実現している」と、長距離戦を前にした変貌ぶりを高く評価。
人気にとらわれず、人気薄にも敢然と本命を打つあたりはさすがのひと言に尽きる
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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