【中山記念】今後のGI戦線に向けて期待を抱かせるレース

2020年02月29日(土) 18:04

距離短縮組と距離延長組を比較すると…

 中山記念は1800mなのでマイラータイプも中長距離タイプも出てくるが、過去のデータでは距離短縮組のほうが1着は取っている。ただ複勝率でいうと距離延長組も健闘しており、今年は不在だが1400m組が複穴になったりもしている。

 ラッキーライラックは香港ヴァーズで2着に敗れたが、内枠が仇となって前半良いポジションがとれなかったツケが回ってきたという印象。それでも2着に来るあたり、あの中ではやはり格上的存在だった。今回は600m短縮になるが有馬記念組も好走してきたレースだし、自身もこのレースでタイム差なしの2着がある。好走を期待できそうだ。

 ウインブライトは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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