2020年03月01日(日) 18:00
大昔からクラシックの最重要ステップで、18年2着ワグネリアン、16年1着マカヒキ、15年1着サトノクラウン、14年2着ワンアンドオンリーと、最近は皐月賞よりもダービーに直結している。多頭数でペースが緩まない皐月よりも、少頭数でゆったり流れる弥生のほうが東京2400につながりやすいということか。ここ4年はいずれもディープインパクト産駒が制覇。ちなみにディープ×フレンチデピュティはメイショウテンゲン、カデナ、マカヒキ、カミノタサハラと出走4頭全て勝利。(解説:望田潤)
オーソリティ
エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの甥で、母母シーザリオはオークス馬で名繁殖。オルフェーヴル×シンボリクリスエスはエスポワールと同じで、母母にサドラーズウェルズが入るのも同じ。しなりやバネを感じさせる走りはシーザリオ牝系特有のもので、エスポワールを更にしなやかにしたイメージだ。馬群が得意ではない血統でもあるので、ここも少頭数に越したことはない。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
サトノフラッグ
ダンサールの3/4弟で、母バラダセールは亜オークス(亜G1・ダ2000m)や亜1000ギニー(亜G1・ダ1600m)に勝った亜3歳牝馬チャンピオン。母父ノットフォーセールは亜リーディングサイアーで、ディープ×ノットフォーセールはダノンファンタジーと同じでリファールのクロスも同じ。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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