【中山記念】関東所属馬が6年連続の勝利

2020年03月02日(月) 18:00

タイトル奪取間近を感じさせた迫力あるストライド

 人気に応えて4歳ダノンキングリー(父ディープインパクト)が快勝。古馬の芝1800mの重要なレースは、秋の「毎日王冠」、そして春の「中山記念」がGIに匹敵の双璧の重賞として高い評価を受けるが、ダノンキングリーは2019年の毎日王冠に続いて中山記念を快勝し、3歳春の共同通信杯と合わせ、重要な1800m重賞【3-0-0-0】となった。

 数ある重賞レースのなかではきわめて珍しいことに、関東の所属馬が2015年のヌーヴォレコルトから6年連続の勝利。また、ベテラン横山典弘騎手は1995年から「26年連続JRA重賞勝利」を記録すると同時に、中山記念は5回目の制覇【5-5-1-12】となり、単独トップの最多勝利ジョッキーとなった。

 陣営は、4月5日の「GI大阪杯(阪神2000m)」への出走を予定している。ここまでGIは3戦【0-1-1-1】にとどまるが、今回は自身の最高馬体重458キロ以上に大きくみせ、ストライドにも迫力が加わっていた。皐月賞3着(微差1分58秒1)の内容から、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す