【大阪杯】 自分の持ち味に加え、データや傾向も取り入れてトータルでジャッジ!

2020年04月07日(火) 18:00

予想の頭脳

ラッキーライラックにとってのGI3勝目は、牡馬混合戦での初GIタイトルとなった

『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、上位5頭に人気が集中する、非常に珍しい“5強戦”となった大阪杯を取り上げます。そして結果もまた2、4、1番人気決着という堅く、儲けにくいレースを一体、どんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!

追い切りのパターンを分析し、想定した走破時計から本命馬を抜擢

 最初に紹介するのは、「調教捜査官」の井内利彰氏です。まずは、GI昇格となった過去3回を2つの傾向に分け、今年は1分58秒台決着だった2017年と2018年と同様に、速い時計での決着と推測してCW調教馬を重視します。

 そして本命は、1週前と最終追い切りがともにCWだったラッキーライラック。もちろん、たんに調教コースだけで推すのではなく、「昨秋からCWでの追い切りパターンに戻し、成績が安定してきた」ことも見逃しません。

 さらに対抗には4番人気2着のクロノジェネシス、3番手評価に1番人気3着のダノンキングリーを指名し、見事に◎→○→▲のパーフェクト的中。推奨馬券も単勝、馬連、3連複のトリプル的中を果たしました。予想結果はこちら
予想の頭脳

追い切りパターンの変化に着目して本命を見抜くあたりは、まさに調教捜査官の真骨頂といったところ

過去の傾向と枠順、ペース分析を組み合わせて総合的に判断

 もうひとりは、「ペース分析」の豚ファン氏です。こちらは「枠番によって傾向が変わるレース」であることに着目。過去3年は内枠有利だったことに加え、「内枠で馬券になった多くの馬は過去実績(過去2戦〜過去5戦)で1600m、1800mのレースを使われている」ことから、4走前に府中牝馬S(1800m)を経験していたラッキーライラックを推します。もちろん、「スローペースが予想されるメンバー構成で32秒後半から33秒前半の上がりを使えることはプラス」と、自慢のペース分析による強調材料もある馬でした。

 前走で先着を許したダノンキングリーもキッチリと対抗に置き、クロノジェネシスも「ラッキーライラック同様、速い上がりを使えるタイプで展開にも恵まれそう」と高く評価。馬連と3連複のダブル的中につなげました。予想結果はこちら
予想の頭脳

自身のペース分析に枠順とローテーションの傾向を加味し、少点数でキッチリ仕留めた

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ウマい予想家

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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