12番人気で今年2勝目! 穴をあけまくった先週の競馬を最速回顧

2020年04月14日(火) 18:01

太論

▲日曜日の阪神2Rと天王寺特別についてじっくりと振り返ります!!

日曜日の阪神2R・3歳未勝利戦(フレッシュステージ)で、うれしい2勝目をマーク! 「まさか勝てるとは思わなかった」とのことですが、そこには確かな勝因があるようで…。さらに、同日の天王寺特別では、11番人気のカミノコで3着に入るなど、まさに穴をあけまくっている小牧騎手。今週の『太論』では、この2レースをじっくりと振り返ります。(取材・文:不破由妃子)

※このインタビューはレースの翌日4/13(月)に、電話取材で実施しました。

お祝いも自宅で…「ずーっと家にいるよ」

──4月12日の阪神2R(ダ1200m・3歳未勝利)を12番人気のフレッシュステージで勝利。強い競馬でしたね!

小牧 ねぇ。調子はすごく良かったんだけど、まさか勝てるとは思わんかった。しかも外を回ってね。うん、強い競馬やった。

──昨年8月のデビュー戦からずっと手綱を取ってきた馬ですが、これまでの競馬ぶりや上位との着差から、正直ちょっと厳しいのかなぁと思っていました。小牧さんご自身は、この馬に対してどんな印象を持っていたんですか?

小牧 調教もずっと乗ってるんやけど、とにかく怖がりでね。レースでもイレ込むし、普段からすごくうるさくて、けっこう苦労してるんですわ(苦笑)。だから、金曜日に乗ったときだったかな、厩務員さんには「日曜日のレースでは、日頃の恨みを晴らしてくるわ」なんて言ったんやけどね(笑)。そんな冗談を言ってたら、ホントに勝ってくれてね。実際、スタートからビシビシ叩いていったでしょう。

──そうでしたね。好スタートから押して押して好位を取って。

小牧 うん。これまでも、あれくらいやればよかったんやね。

──今回で4戦目でしたが、使いつつ馬が変わってきたところもあるんですか?

小牧 いや、調教はもともと動いとったしね。今回でいえば・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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