【天皇賞・春】高速馬場が想定される天皇賞でトラックバイアスの恩恵を受ける馬

2020年04月28日(火) 18:03

馬場虎太郎

昨年は2頭のデッドヒートをフィエールマンがクビ差制した(c)netkeiba.com

4年連続プラス収支の馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として天皇賞・春で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 開幕週だった先週の京都芝は軽い馬場コンディション。

 馬場の影響による極端なトラックバイアスはない。脚質や枠にバイアスが出たレースはコースや展開の影響。馬場状況自体はフラットだ。

 今週は週中、週末ともに良好な天気予報。気温も上がる。

 野芝の成長が著しい時期。好天が続けば、路盤の状態は先週よりもさらに良化する。現段階(月曜)の天気予報通りであれば、先週と同等かそれ以上に軽い馬場コンディションになる。

 近年の天皇賞春が馬場コンディション「軽い」で行われたのは2017年。キタサンブラックがレコードタイムで勝利した年。トラックバイアスは「内有利」

 勝ったキタサンブラックは2枠から3コーナーを2番手で通過。2着のシュヴァルグランは3枠から3コーナーを4番手で通過。2番人気だったサトノダイヤモンドは8枠から3コーナーを7番手で通過する厳しい競馬を強いられて3着に敗れた。

 過去10年で2017年に次いで速いタイムで決着したのが2012年。単勝159倍の超人気薄で勝利したビートブラックは1枠から先行し、3コーナーでは先頭。断然の1番人気に推されていたオルフェーヴルは8枠から3コーナーでも17番手だったことで11着に惨敗した。

 軽い馬場コンディション、決着タイムが速いほど・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

関連情報

新着コラム

コラムを探す