【福島牝馬S】 超人気薄に重い印を打つために必要な考え方とは?

2020年04月28日(火) 18:00

予想の頭脳

中山牝馬Sに続き、福島牝馬Sを制し、牝馬限定重賞を連勝したフェアリーポルカ(写真提供:デイリースポーツ)

『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、3連単が200万馬券の大波乱となった福島牝馬Sを取り上げます。上位3頭のうち2頭が13番人気、15番人気の超人気薄馬だった難解な一戦を、果たしてどのようなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!

前走のペース分析から、今回の展開を踏まえて本命を大抜擢

 最初に紹介するのは、「ペース分析」を武器とする豚ファン氏です。本命は13番人気2着のリープフラウミルヒでした。まずは、前走の条件戦の美浦Sでの3着を「上がり3ハロン34秒4の脚を使った」ことから高く評価。「スローペースの前残りの流れで先行馬2頭を捕まえきれなかった」だけで、今回のハイペースが予想されるメンバー構成ならば十分に足りると判断し、思い切って推したのです。

 残念ながら、そこから8番人気や10番人気を絡めた攻めの馬連や3連複は的中しなかったものの、14.3倍の複勝を3,500円的中。いわゆるBプランのみの押さえ馬券ではありましたが、しっかりと5万オーバーの払戻しを獲得しました。予想結果はこちら
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13番人気のリープフラウミルヒを大胆にも本命に抜擢。小回り千八での勝ち鞍があったことも後押しした

2つの異なる予想理論から激走馬を見抜く

 もうひとりは、若き血統派のMr.K氏です。当然、こちらは「福島の非根幹なのでニジンスキー」とまったく別のアプローチながら、同じくリープフラウミルヒを強く推します。ペースが緩めばサラキア(5着)、前が速くなれば米国血統のリープフラウミルヒというダブル本命システムがうまく機能し、14.3倍の複勝を3,000円的中となりました。

 つまり、「ペース分析」と「血統」という異なる予想理論から大穴馬にたやすくたどり着くことができた、ということです。お気に入りの予想家をひとり見つけるのも重要ですが、複数の予想からの多角的な分析もお薦めです!予想結果はこちら
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血統とペース分析という2つの予想理論から浮上してきただけに、人気薄でも強気の印が打てた

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ウマい予想家

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券

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