【天皇賞・春】軽い芝の長距離戦で生きるのは、瞬発力か持続力か!?

2020年04月30日(木) 19:00

 こんにちは、むねひろ よしたかです。

 先週の土曜日(4月25日)に、単勝万馬券が一日に5本も出るという大荒れ!その内、京都では4本!どちらも勿論JRA史上初の記録です。

【京都】
1R 1万1040円(ダ1800m)
5R 1万4100円(芝2000m)
6R 1万1180円(ダ1200m)
11R 1万10円 (芝1400m)
【東京】
3R 1万6280円(ダ2100m)

 単勝万馬券というのは下級条件、もっと言えば午前中の未勝利戦で最も発生する可能性が高いですが、1本はメインレースでも出ているのですから驚きです。

 芝・ダートで見た場合、良好な状態である開幕週の芝(特異の軽い芝)は比較的時計が早くなるだけに、大穴馬がアタマまで届くのは相当難しい馬場レベルであると言えます。しかし、芝でも2本。とんでもない大波乱です。

 単勝万馬券(火曜日の大井では2万70円までも……!)までくると、知識・経験も凌駕するほどの大穴。狙えるケースも時にはありますが、もはや人知の及ばない域であることが大半を占めます。言葉は悪いですが、動物が何かやらかしたというやつです(笑)。

 これを獲るには『総流し』しかないんですよね。全てのレースで『総流し』しろとは言いませんが、巧く使うことが出来れば時には凄い力を発揮します。言い換えれば、『総流し』とは最低人気馬を買うという行為を意味するのですから。

 小銭で大きな配当を狙うというスタンスで通常時は競馬に臨んで勝負レースが来るのを探っていますが、その通常時に基本となる有効な馬券は(3連複2軸)・(馬連)です。このどちらかであれば、最大頭数の18頭立てであっても前者は1600円・後者は1700円で総流ししても済みます。

 特に(3連複2軸)は、(馬連)の2つよりも多い3つの馬券の席があるだけに穴馬が馬券圏内に食い込む確率がアップしますし、配当も馬連よりも大きくなることが比較的多いだけに、より有効で破壊力がある馬券です。

 沢山の券種があるだけにその選択も馬券を買う上で大変重要になってきますが、ずっと1つしか選んだらダメと言われれば、自分は間違いなく3連複を選択します。

◆天皇賞(春)

ターゲット馬→・・・

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棟広良隆

日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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