【オークス】善戦続きのあの馬の2勝目に期待

2020年05月22日(金) 18:00

前哨戦勝利組の評価が本当に難しい

 オークスの1番人気はデアリングタクトだろう。なにしろ3戦3勝だし強い馬ではあるが、ファンが思うほどオークスを勝つためのプランは簡単ではない。

 ほかならぬnetkeibaの対談(藤岡佑介騎手との対談)で松山弘平騎手が語るところでは、馬込みに入ると力むところがあり折り合いこそがカギとのこと。そうなると左右が混み合っていないところまで下げて外差しとなる可能性が高いだろうが、最近の東京は綺麗に外差しが決まる馬場でもない。能力で覆せるかどうかということになる。

 仮に展開が差しをサポートしてくれるとなると、今度はデゼルのような一瞬の加速もある馬との差し合戦になる。内からさばく選択肢があるという点ではデゼルが優勢。ただデゼルは強い勝ち方だったとはいえ、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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