【安田記念】軽い馬場巧者で末脚のしっかりした馬を狙う

2020年06月02日(火) 18:00

馬場虎太郎

昨年はインディチャンプが断然人気アーモンドアイを退ける結果に(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

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 東京芝は先週からCコース替わり。

 例年であれば、Cコースになるタイミングで内有利率が高まっていた。しかし、先週は土曜の時点では先々週までと大差なくトラックバイアスのみられない状況だった。

 日曜は内を通る馬や先行に有利な傾向がみられたが、当日の3レース前後に雨が降った影響で乾き具合に差が出ていたことが影響している。インコースの乾きが早かったため、相対的に外側を通った馬がパフォーマンスを落とし気味だった。

 今の東京芝は、乾いた状態で行われる場合、先週土曜に近い馬場になる。トラックバイアスがなく、どの馬も実力を発揮することが可能。馬場コンディションは軽く、高速上がりが出せるため、直線でも末脚を使える馬が好走する。紛れの少ない馬場状況だ。

 安田記念が行われる東京芝1600mもトラックバイアスは発生しづらい。軽い馬場コンディションに強い馬の中で力を出せていない馬の上昇を狙うことに馬券妙味がある。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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