2020年06月14日(日) 18:00
開幕週の芝1200戦。最近は良なら1分7秒台の高速決着がふつうになったが、ここ4年の1〜3着馬はいずれもボールドルーラーの血を引いている。いっぽうでヒルノデイバロー、ジューヌエコール、キングハート、ティーハーフ、アースソニック、レンイングランドなど、ネヴァーベンド持ちがよく激走するのは洋芝短距離戦らしい。基本的には先行有利だが穴は差し追い込みで、ジューヌエコール、ティーハーフ、アースソニック、レッツゴードンキ、レンイングランドと、クロフネをはじめとするヴァイスリージェント系の血を引く馬に注。(解説:望田潤)
エイティーンガール
母母センターライジングは現フローラS勝ち馬。その母ダイナオレンジは新潟記念勝ち馬で子孫にダイワリベラルなどがいる。ヨハネスブルグ×アグネスタキオンはテンクウやジャカランダシティなどと同じで、JRA出走19頭中13頭が勝ち馬と確率が高い。昨秋に+20キロで復帰してからパワーアップが顕著で、トントン拍子でオープン入り。前走では1分7秒台の決着にも対応した。前崩れなら。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
シヴァージ
母母バイザバレルはアレールデュポンディスタフS(米G2・ダ8.5F)勝ち馬。その母アフォーダブルプライスはレイルバードS(米G2・ダ7F)2着。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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