2020年06月28日(日) 18:00
「夏の芝短距離戦はネヴァーベンドの血を狙え」が持論だが、このレースも過去5年においてネヴァーベンドの血を持つ馬が必ず馬券に絡んでいる。18年は1〜3着ともネヴァーベンド持ちだった。
アレスバローズ(7人気2着,4人気1着)、セカンドテーブル(13人気2着,8人気3着)、ナガラフラワー(9人気2着)、ラヴァーズポイント(7人気2着)とよく穴にもなっている。
あと道悪になったときの勝ち馬(レッドアンシェルとウリウリ)がトムロルフの血を引くことも覚えておきたい。(解説:望田潤)
アウィルアウェイ
母母トキオリアリティーは直仔や孫に活躍馬が続出する名繁殖。本馬はインディチャンプの3/4妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪で、アンフィトリテやアペルトゥーラのイトコ。この牝系の牝馬は短距離向きで、1400m以下[17-8-8-56]1600m以上[0-0-2-23]。本馬もジャスタウェイの娘だがスプリンターに完成した。晩成血統が本格化したので、良なら巻き返すだろう。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
アンヴァル
オールザゴーの半妹で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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