2020年07月10日(金) 12:00
先週のラジオNIKKEI賞ですが、皆さんはどうお感じになられましたか?
あのレースにおいては先行馬揃いでペースが速くなりそうな顔ぶれ…。でも土曜日・日曜日は共に前にいった馬で決まるケースが多く、本当にどうなるのか?よめない状況でした。しかも直前で乗り替わりが2頭。
そして人気馬たちには不安点も…。
特にグレイトオーサーに関して言えば、ママの気性に加え、その前のレースではハナにいく競馬後。そして4つのコーナーは初めてと厳しい条件。
体は良くなっていたものの、気持ちの面でのコントロールが難しく、悪い方の心配が全面にでてしまう内容でした。
タラレバではあるのですが、あのレースで狙うべき馬は、外枠&臨戦過程&先行&平坦向きとプラスの条件が揃っていたパンサラッサの複勝だったなぁ…と。
最近、穴馬として狙う3番手評価にあげる馬の複勝率が中々の好成績なのですが、その背景にあるのはコースや距離や枠の並びを考えた上での条件の多くがプラスとなっていること。特に雨の時期や、戦歴の浅さから未知な部分の多い若駒のレースにおいては、ポテンシャルよりも狙える穴馬を探し馬券勝負するべきと思いました。
何だか最近、以前に増して予想以上に馬券好きになっている私。この背景にはコロナで取材ができないゆえ、以前とは少し違う形での予想スタイルになっていることも影響しているのか?それとも取材できないストレスを馬券で発散しているのか…
自分でもよく分からないのですが、何においても興味を抱いたことを分析するのは好きなので、あとは馬券の買い方・攻め方を場合分けする方法を作っていけたらと感じています(笑)。
そして、そのことをさらに強く感じさせたのが、週中のJDD。
カフェファラオにとっては初のナイター、地方の砂、もまれる競馬をしたことがない中での内枠。心配材料はあったものの、同世代においてはそれを払拭できるポテンシャルの高さを感じていました…が、そうあまくはなかったですね。
1コーナーで轍にものみをしてバランス&リズムをかいた様子。
ちなみにこの日の私の3番手はキタノオクトパス。距離がのびる点がプラスに働くと思われたから。またまた結果論ではありますが、今後における3歳夏頃までの重賞馬券予想は、「好条件となる人気薄の複勝勝負」に切りかえようと思いました(笑)。
それでは皆さん、また来週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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