プロキオンSはダートのレコード決着に強い配合・血脈を狙う

2020年07月10日(金) 19:00

その日の注目レースと狙い馬を網羅した亀谷敬正の「血統ビーム激走メモ」を発売!

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「父も母父も米国」は高速馬場で威力を増す

 プロキオンSはレコードが出るような高速馬場を想定。ダート戦、特に1600mよりも短い距離のレースでは「高速決着に強い米国血統」を持っていることが重要(国別の血統タイプはスマート出馬表を参照)。

 JRAのダート戦のレコードタイムを出した馬も、1200mと1400mのレコードホルダーはいずれも父も母父も米国型。さらに、ミスタープロスペクター系のゴーンウェストの血を持っていました。

 ダート1200mのレコードホルダーはビクトリーテツニー。父は米国型のゴーンウェスト。母父も米国型。

 ダート1400mのレコードホルダーはマテラスカイ。父は米国型のスパイツタウン。その父はゴーンウェスト。母父も米国型。

 また、阪神ダート1400mの現レコードホルダーのインオラリオ。そしてその前にレコードを出したケイアイガーベラ。2頭いずれも父も母父も米国型。

 そもそも、ダート競馬は・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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