独自の指数を活用し、力関係を数値化する

　最初に紹介するのは、指数派の小倉圭輔氏です。10段階で絶対能力を示す「持ち点」と、出走馬すべての相対的な順位を1位から最大18位までに序列化する「順位」からなる「フラット指数」によって導きだされた本命が、5番人気優勝のサンライズノヴァでした。小倉氏独自のフラット指数で表すと(8-2)となり、これは対抗に推した9番人気3着のヤマニンアンプリメ(6-8)をやや離した数値。これにより、サンライズノヴァの3連単1着固定が決まります。

　そして、3番手評価には8番人気2着のエアスピネルという完璧な予想でした。さらに、4番手評価は14番人気4着のデュープロセスと2番人気10着のサクセスエナジーで、ここから6番手評価の指数に差があることから、馬券は1着◎1頭、2着○▲△4頭、3着が9頭と14頭という基本の買い方が決定。結果は3連単80万馬券を両方のフォーメーションで的中させ、なんと1,653,340円の大きな払戻しを獲得しました。予想結果はこちら

過去のレース内容から勝負気配と上積みを見抜く

　もうひとりは、“南関競馬のレジェンド場立ち”として知られる吉冨隆安氏です。フェブラリーSのレースレベルを評価して、やはりサンライズノヴァが本命でした。前走のかしわ記念3着も、「躓く不利もあったし1度使われての上積みも大きそう」と判断。前進をキッチリと読み抜きました。

　そして馬券は、ヤマニンアンプリメとのワイド37.6倍を2,000円と厚めに購入。7万円超の払戻しとなりました。予想結果はこちら

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