2020年07月26日(日) 18:03
▲フェアリーポルカとクイーンSに出走する和田竜二騎手(C)netkeiba.com
中山牝馬S、福島牝馬Sと重賞2連勝でクイーンSに臨むフェアリーポルカ(牝4)。今回も手綱を取るのは和田竜二騎手。初の洋芝でどこまでやれるか、と口にしながらも、古馬になり充実期を迎えたフェアリーポルカに「今ならなんでもこなせる」と期待を寄せます。和田騎手自身、6年ぶりの札幌参戦となるクイーンSへの意気込みを語っていただきました。
(取材・構成=不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で行いました。
──前走の福島牝馬Sでは、中山牝馬Sに続き重賞2連勝。直線は馬群を割って突き抜けるという強い競馬でしたね。
和田 展開的にも向きましたし、狭いところでもどこでも突っ込んでいってくれる馬なので。前走の直線も、まったく躊躇する感じがなかったです。
──頼もしいですね。7枠14番からのスタートでしたが、1コーナーでジワッと内目に誘導されて、あのあたりも勝因のひとつなのかなと思ったのですが、位置取りについてはイメージ通りだったのでしょうか。
和田 いや、イメージしていたより後ろになったので、どうかな…と思ったのですが、リズムのいい馬やし、そのリズムを大切にしたほうがいいかなぁと。内枠やったらね、もうちょっと攻める競馬ができたんですけど。外目の枠ということで、どうしてもああいう形になりました。ただ、どんな形でも結果が出てきたというのはいいですよね。
──久々のコンビとなった年明けの愛知杯は7枠14番から4着。レース後には「内枠がほしかった」とコメントされていて、前走の福島牝馬Sの際にも「外を回ると甘くなるので…」とおっしゃっていました。枠順や通った場所によって、走りやタメに違いが生じるということですか?
和田 レースが上手な馬なので、距離的なことを考えても、内をさばいたときのほうが結果が出ている印象はあります。前走は外目からでも上手くいったけどね。いよいよ力がついてきたなと思ったら、外からでも全然構わないと思いますけど。
──瞬発力などは、一戦ごとに磨かれている印象です。
和田 そうですね。だから、もうそんなに(枠順は)意識しなくてもいいのかなという気もしてます。ただ、・・・
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