【レパードS予想】今後の活躍にも期待が高まる一戦

2020年08月08日(土) 18:00

トランセンドのような出世を期待したい

 第一回(2009年)の出走馬の中から、トランセンド(今年の出走馬メイショウダジンの父)、ワンダーアキュート、グロリアスノア。2012年の組から、ホッコータルマエ(今年の新種牡馬)、2014年の組からはアジアエクスプレス(今年の新種牡馬)…など。まだ歴史の浅いGIII重賞ながら、のちのドバイWC挑戦馬や、やがて種牡馬になる馬が出現している。JRAの中では数が限られる3歳ダート重賞だからこそ、やがては…という成長株が含まれている可能性がある。1番人気馬はここまで11回【5-2-3-1】。

 デュードヴァン(父デクラレーションオブウォー)は、鮮やかでもハデな面もないが、非常に勝負強い。2戦目のカトレア賞はL.デットーリが乗ってスタート一歩。3コーナー手前からかなり強引に進出し、ずっと追い通しながらしのぎ切って1分36秒2(上がり36秒6)で2連勝。

 芝のアーリントンCを置かれて凡走のあとの青竜Sは、途中でモタついて再び苦しい位置取り。直線は外からダノンファストに交わされ、内のショウナンナデシコとの間になって完全に負けパターンだったが、ゴール寸前、差し返すように伸びてダート3勝目。

 前回のユニコーンSは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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