【札幌記念】直線で見せた挑戦者の気迫

2020年08月24日(月) 18:00

2頭の牝馬に共通する興味深い一面

 ちょっとあっけない結果の印象は残ったが、GIIの定量戦でGIホースは3頭だけの組み合わせ。GI馬3頭の「1着、2着、3着」だった。

 予測されたように伏兵トーラスジェミニ(父キングズベスト)が先手を主張すると、レースの流れは落ち着いて、前後半の1000mは「60秒3-59秒1」=1分59秒4。

 楽々と2番手につけた断然人気のラッキーライラック(父オルフェーヴル)に、これ以上はない展開(流れ)と映った。逃げた馬の前半1000m通過は、ダノンキングリーが先頭だった大阪杯の「60秒4」と酷似のペース。あのときスパートを待ったラッキーライラックは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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