2020年08月30日(日) 18:00
昨年はゴールドシップ産駒のワンツーだったが、ブラックホール(19年1着)、ナイママ(18年2着)、クラージュゲリエ(18年3着)、プロフェット(15年2着)と、ヌレイエフとロベルトを併せ持つ馬がよく馬券に絡んでいる。また洋芝の重賞らしく、ニシノデイジー、ブラックオニキス、ダブルシャープ、アドマイヤウイナー、クロコスミアと、人気薄で穴をあけた馬はネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引いていることが多い。取り上げた馬では、ソダシとユーバーレーベンがヌレイエフとロベルトとネヴァーベンドを併せ持つ。(解説:望田潤)
ウイングリュック
マイネボヌールの全弟で、コスモプラチナの甥で、マイネルウィルトスのイトコで、母コスモフォーチュンは北九州記念勝ち。ロージズインメイ×マイネルラヴはドリームバレンチノ=ウインムート兄弟が短距離で大活躍したが、本馬はコスモプラチナ(マーメイドSを逃げ切り)に近いイメージのしぶとい中距離馬。母父マイネルラヴだから洋芝も合っており、ここも先行粘り込みで。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
スライリー
3代母カーラパワーの産駒にダノンシャークとレイカーラが、孫にインターミッションが出る。母母ターキー(JRA3勝)はシンダー×カーリアン×シャーリーハイツでミルリーフ4×4だから・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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