【セントライト記念予想】セントライト記念は、先週同様重い路盤で行われそう

2020年09月15日(火) 18:00

馬場虎太郎

昨年はリオンリオンが直線内から抜け出し優勝(撮影:下野雄規)

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 先週、中山芝では新馬、未勝利戦を除いた12頭立て以上のレースは6レース行われ、3着内に好走した18頭のうち11頭。4番人気以下で3着内に好走した11頭のうち8頭が最初のコーナーを4番手以内で通過していた。「先行馬有利」のトラックバイアス。

 開幕週だった先週の中山芝は土曜が降雨のなかでの開催になった影響もあって、重めの馬場コンディション。日曜は乾いてきていたが、それでも引き続き馬場コンディションは重めのまま。

 昨年同時期の4回開催は開幕週にレコードが出る馬場。2週目のセントライト記念は前日から当日にかけての雨量が非常に多く、JRAの発表では「重」となっていたにもかかわらず、勝ち時計は路盤が改修された2015年以降で最も速い2分11秒5で決着。多少湿っていても走りやすい路盤だった。

 しかし今年の路盤、馬場は昨年とは違う。路盤が湿ると重い馬場となり・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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