2020年10月11日(日) 18:00
エリザベス女王杯をにらんで古牝馬の有力どころが始動するレース。19年スカーレットカラー(父ヴィクトワールピサ)、18年ディアドラ(母母ソニンク)とマキャベリアンの血を引く馬が連勝中で、17年2着ヴィブロスも母父マキャベリアンだ。またグルームダンサーを母母父に持つスマートレイアーが16年3着、15年2着、14年2着と毎年好走したが、18年1着ディアドラ、17年1着クロコスミア、17年2着ヴィブロスもブラッシンググルームの血を引く。ただし取り上げた5頭にマキャベリアンやブラッシンググルームを引く馬はいない。(解説:望田潤)
サラキア
サリオスの3/4姉で、サンタフェチーフの姪。母サロミナは独オークス(独G1・芝2200m)勝ち馬。母父ロミタスは独年度代表馬で独リーディングサイアー。母方が強い体型体質で、斬れ味は並だがますますハイペリオン的に粘り強い脚質になってきた。気難しいオリオールの血を引くので馬群を嫌がる面はまだあり、エプソムCのようにハナを切るか、小倉日経OPのように大外から差すかが好走パターンだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ダノンファンタジー
母ライフフォーセールは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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