2020年10月18日(日) 18:00
★3行でわかる! 菊花賞 攻略の糸口
1.極端な波乱は期待薄。1番人気や7〜9番人気が狙い目!
2.コースもレースも内枠が強い。関西馬や継続騎乗組も○
3.前走で人気を裏切った馬は軽視。前走上がりも重視で!
データ特注推奨馬
★コントレイル
荒れるときは荒れるが、近年は大波乱がなくなっている菊花賞。1番人気は[5-1-2-2]としっかり結果を残しており、対照的にふたケタ人気馬はトータル[0-1-3-86]で複勝率4.4%と、イマイチな結果。あって中波乱程度で大波乱はない--というのがレース傾向で、コントレイルという無敗の二冠馬がいる今年はなおさらだ。人気薄を狙うにしても、7〜9番人気あたりがオススメである。
目立っているのが内枠の強さで、ひとケタ馬番を引き当てられるかどうかで、信頼度にはかなりの差が出ている。菊花賞の馬番1〜6番はトータル[7-2-1-50]という成績で、勝率が高いのはご覧の通り。今年も勝ち馬は、ひとケタ馬番の馬から出る可能性が高いといえる。関西馬が圧倒的に強いことや、GIらしく継続騎乗組の信頼度が高いこと、前走での上がり3F順位が「2位以内」だった馬が強いのも、重要なポイントだ。
あとは、前走で「人気を裏切っているかどうか」も、しっかりチェックしておきたいところ。というのも、菊花賞は「前走着順が人気よりも悪かった馬」が、低調な結果に終わっているからである。この組がまったくこないわけではないが、トータル[1-3-1-52]で複勝率8.8%となると、やはり手は出しづらい。この組の評価は、かなり割り引いて考えたい。
データ特注推奨馬はコントレイル。プラス評価となった項目は非常に多く、逆にマイナス評価となった項目はゼロという、完璧な内容だ。無敗の二冠馬がトライアルも楽勝したのだから、当然といえば当然の結果。三冠が達成される確率は、データ的にはきわめて高いといえる。
【コース総論】京都芝3000m外 Aコース使用
※今回は「京都芝2200m外〜芝3200m外」の4コースを集計対象としています
・コースの要所!・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
まとめ
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