【天皇賞・秋予想】2つの新記録達成に期待がかかる

2020年10月31日(土) 18:00

同厩舎のアパパネとは真逆の特徴を持つアーモンドアイ

 今年は歴史に残る記録が連続している。秋華賞では、史上初の無敗の3冠牝馬デアリングタクト(父エピファネイア)が誕生した。菊花賞で史上3頭目の無敗の牡馬3冠馬となったコントレイルは、その父ディープインパクトも3冠馬。初の父子2代3冠馬となったと同時に、父子ともに無敗での歴史的な3冠制覇だった。

 そして今週は、5歳牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)に史上初の芝GI8勝なるか(海外を含む)、の大記録がかかっている。

 それは同時に、アーモンドアイなど今年の出走牝馬3頭に、グレード制導入後「牡馬相手のGI年間6勝」の新記録達成の期待も重なる。

 今年ここまでに行われた古馬の牡牝混合の芝のGIは6競走だけだが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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