【天皇賞・秋】歴史に残る大記録を達成したアーモンドアイ

2020年11月02日(月) 18:00

天才牝馬はエネルギー充電満タン時に能力を発揮するタイプだ

 5歳牝馬アーモンドアイ(父ロードカナロア)の、史上初の芝GI8勝の歴史的な記録が達成された(海外を含む)。

重賞レース回顧

史上初の芝GI8勝馬となったアーモンドアイ(撮影:下野雄規)

 芝GI8勝(牡馬との混合GI4勝)となったアーモンドアイの大きな特徴は、この日対決した5歳フィエールマン(父ディープインパクト)、さらには1歳下の4歳牝馬グランアレグリア(父ディープインパクト)と同じように、狙いを定めたビッグレースを「休養明け」で勝つこと。これで3カ月以上の休み明けは【7-0-0-0】となった。

 実戦に向けた調教技術の大きな進歩、可能な限り活力の消耗を避ける出走ローテーション向きであると同時に、とくに牝馬アーモンドアイの場合は、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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