【アルゼンチン共和国杯】古馬撃破でクラシック戦線離脱の無念を晴らした一戦

2020年11月09日(月) 18:00

この勝利で今後の展望は大きく広がった

 人気の分散した18頭立てのハンデ戦を制したのは、日本ダービートライアル「青葉賞」2400mをレースレコードで制しながら、剥離骨折のため本番に出走できなかった3歳牡馬オーソリティ(父オルフェーヴル)だった。

重賞レース回顧

史上5頭目の3歳馬でのアルゼンチン共和国杯制覇となったオーソリティ(撮影:下野雄規)

 決して調教の動きは悪くもなかったが、陣営は「長期の休養明け。中間は折り合い難をみせるなど、初の古馬相手だけに...」など、あまり強気ではなかったうえ、大外18番を引いたため3番人気にとどまった。だが、好スタートから巧みに流れに乗せたC.ルメール騎手の好騎乗もあり、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す