【エリザベス女王杯予想】世代交代を象徴する一戦

2020年11月14日(土) 18:00

有力馬のそろった5歳世代を軽くみるわけではないが…

 1996年から「3歳以上」になったこのレース、今年はハイレベルで、かつ層の厚さを誇るアーモンドアイと同期の5歳馬が、人気のラッキーライラック、ノームコア、センテリュオ…など、史上最多の9頭も出走する。当然、高い評価を受けるチャンス十分の馬が少なくとも数頭いる。

 しかし、エリザベス女王杯が現在と同様のチャンピオンシップになって24年、勝ち馬は3歳馬8頭、4歳馬11頭に対し、5歳馬は5頭だけ。世代間にあるレベル差とはあまり関係なく、結果は世代交代の時期がきていることを示している。実際、この24年間に5歳以上馬の「1着-2着独占」はわずかに1回しかない。

 有力馬のそろった5歳世代を軽くみるわけではないが、馬券作戦は世代交代を意識して一歩進め、これからもっと強くなるはずの若い4歳、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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