2020年11月15日(日) 18:00
昨年はコントレイルが5馬身ちぎる衝撃のレコード圧勝。17年はワグネリアンが勝ち、14年はサトノクラウンが勝ち、16年はスワーヴリチャードが2着。皐月賞以上にダービーにつながる重要なクラシック登竜門といえる。中山内回りで凡走するが東京で巻き返すような、大箱向きでストライドで走るタイプが狙いともいえるか。取り上げた5頭のうち3頭がドゥラメンテ産駒で、父似のストライドなら東京で更にパフォーマンスを上げられそうだが。(解説:望田潤)
ジュンブルースカイ
マカヒキやウリウリやウーリリのイトコで、母母リアルナンバーはヒルベルトレレナ大賞(亜G1・ダ1600m)勝ち。その母ヌメラリアは亜1000ギニー馬。父ドゥラメンテは二冠馬でルーラーシップと3/4同血でエアグルーヴの孫。細身で脚長でドゥラメンテ産駒らしいストライドで走る中距離馬で、萩Sでは京都の下りで抜かれたものの、直線半ばからまた抜き返して2着に。あの脚はいかにも東京向き。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
タイトルホルダー
メロディーレーンの半弟で、母メーヴェはJRA5勝のオープン馬。母父モティヴェイターは英ダービー馬でヴァンドギャルドの母父。3代母の全姉オンザハウスは英1000ギニー馬。ドゥラメンテにサドラーとミルリーフだからストライドで走りそうな配合だが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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