2020年11月22日(日) 18:00
★3行でわかる! ジャパンカップ 攻略の糸口
1.レースもコースも人気サイド強し。妙味は4〜7番人気が◎
2.馬番01〜06番が非常に強い。前走上がり2〜3位も注目!
3.牝馬・前走1番人気馬・ルーラーシップ産駒も高評価の対象
データ特注推奨馬
★アーモンドアイ
まさに「世紀の一戦」となりそうな、今年のジャパンカップ。素晴らしい競走成績を残している馬が多く出走するのもあって、データ面からの絞り込みはけっこう難しい印象だ。基本的にはかなり順当決着傾向が強いレース&コースで、勝つのは上位人気馬である場合がほとんど。穴を1着で狙うような馬券での勝負は、ハッキリと推奨できない。妙味追求ならば、4〜7番人気を重視するのがオススメだ。
枠番はかなり内枠有利で、馬番01〜06番に入った馬はかなり有利。勝ち負けに持ち込むには、ひとケタ馬番が欲しい。脚質についてはイメージ以上に先行勢が強く、最速上がりをマークした馬の取りこぼしが目立つ。前走での上がりも、最速ではなく「2〜3位」だった馬が、ここは好成績となっている。
あとは、牝馬が[5-3-0-15]と非常に強いことや、前走1番人気馬が優秀な成績を残していること、ルーラーシップ産駒が強烈なまでに高いコース適性を有してることなども、注目すべきポイント。ちなみに前走での人気に関しては、前走が天皇賞・秋だった馬と、それ以外を分けることで、効率のいい取捨選択が可能となる。
前走で天皇賞・秋「以外」に出走していた組は、3番人気以内に推されていることが、好走の必要条件。前走4番人気馬は、1頭たりとも馬券に絡めていない。そして、前走で天皇賞・秋に出走していた組は、「1番人気もしくは4番人気以下だった馬」が好成績。単勝適正回収値や複勝回収値が高い後者は、人気薄でも積極的に狙っていきたいところだ。
特注推奨馬にあげたのはアーモンドアイ。とはいえ、データ的に「満点」というわけではなく、・・・
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小林誠
競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。
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