2020年11月24日(火) 18:00
1番人気に応えて、スプリントとマイルという異なるカテゴリーで勝利したグランアレグリア
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、マイルGI馬が8頭も集結したマイルCSを取りあげます。いずれ劣らぬ距離のスペシャリストたちによるハイレベルな一戦を、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
今回紹介するのは、展開と適性で狙うマジマジ氏です。まずは、1番人気優勝のグランアレグリアについて、「この馬に逆らえるのかどうかはこのレースの大きなテーマになる」と切り込みます。そして、出した結論は「逆らい難い」でした。
今回のポイントとなった京都から阪神へのコース替わりに関しても、「例年の京都開催だと安田記念の勝ち馬とマイルCSはコース形態の違いから連覇は難しい傾向にあるが、今年は阪神開催に替わり、阪神1600mは京都1600mに比べると3コーナーの勾配も無くフェアに実力を出しやすいコース」と断定。
さらに、「この馬の特性として間隔を開けたほうが能力を発揮しやすい面があり、前走から中6週というローテーションが過去2番目に詰まったローテーションなのはネックになるかもしれない」と死角を炙りだしつつも、「前走が馬体に余裕がある状態」「今回の中間は馬体が減りすぎることも増えすぎることも無く順調に調整を消化」「4歳秋で今が最も充実期なのでここで取りこぼす可能性は低い」と、丁寧な分析をくわえて本命に推しました。
一方、3番人気2着のインディチャンプも、「持続力が問われる安田記念よりは阪神1600mのほうが合いそう」と3番手の評価でした。昨年優勝しながら今年3着と着順を落とした安田記念についても、「落鉄もあったようなのでパフォーマンスを上げる可能性はある」と、不安を一蹴したのです。
さらに5番人気3着のアドマイヤマーズも、「典型的な叩き良化型で、間隔の詰まったレースでパフォーマンスを上げる」と適性をきっちり診断し、「スワンSをたたき台に臨戦過程としては好感」と4番手の評価でした。
グランアレグリアを自信の本命に据えた、ブレない予想が好結果をもたらした
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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