2020年11月28日(土) 18:00
3頭の三冠馬対決に見逃されている要素はないが、レースの流れ(ペース)予測は難しい。展開予測は実際のペースと逆になることが珍しくないのは、多くの人びとが同じようなことを考えるので、カギを握る騎手は「その逆の作戦に出る」。当然のことでもある。
キセキ(父ルーラーシップ)が先手を取り、早めに動いて2番手抜け出しのアーモンドアイ(父ロードカナロア)が勝った2018年は、高速の芝が重なり2分20秒6の大レコードだった。ゆっくりハナを切ったキセキはしだいにピッチを上げ、レース全体を3等分すると「48秒2-46秒6-45秒8」。
キセキ自身の前後半は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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