【チャンピオンズC予想】クリソベリル一強は明白だが若干の不安要素もある

2020年12月04日(金) 18:00

立ち回り次第ではどの馬にも馬券内の可能性!

 実力的にはどう見てもクリソベリル1強のチャンピオンズCだが、直前になってマイナス要素も出てきた。上位クラスでは内外の成績差があるコースでの8枠。内から何頭も突っ張ってこられた場合はいつもと違う形の競馬になってしまう。直前の調教も強くアピールするものではなかったし、木曜調教後の馬体重はだいぶ増えている。

 ただ、多少のマイナス要素があったところでこの馬の力が抜けていることは間違いない。あとは当日の気配を見て、アタマ決め打ちにするか2着の形も押さえるかというところだろう。

 カフェファラオはシリウスSで対古馬戦に一定のメドをつけてきた。ただ同じ古馬でも今回はだいぶレベルが違う。この馬が存在感を発揮したヒヤシンスS→ユニコーンSの2着以下馬がその後古馬相手に苦戦していることもあり、力関係は慎重に見極めたい。鞍上の影響もあって、馬券的には過剰人気になってもおかしくない。

 チュウワウィザードは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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