2020年12月13日(日) 18:00
18年と17年はミスパンテール(母父シンボリクリスエス)、16年はマジックタイム(母父ブライアンズタイム)、15年はシングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)、14年はミナレット(母父ウォーニング)と、5年連続でロベルトの血を引く馬が勝利。19年の勝ち馬コントラチェックはロベルトの血を引かないが、ロベルト持ちは4頭が出走しエスポワールが2人気2着、フィリアプーラが12人気4着、リバティハイツが10人気7着、ウインシャトレーヌが15人気8着だった。取り上げた5頭ではクリスティとパッシングスルーが母父クロフネでロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
インターミッション
フィオレドーロの3/4妹で母レイカーラはターコイズS(OP)勝ち。叔父ダノンシャークとは父ディープインパクトも同じ3/4同血の間柄になる。こちらは間にキンカメが入って母はミルリーフのクロスになるから、小柄で細身で持続力を感じる末脚が武器。肉付きも中距離馬だが体型はマイラーで、長めダノンシャークというイメージでいいか。中山芝1600は[3-0-1-0]と良績だが、本質的には東京向きかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
クリスティ
ヒッチコックの3/4妹でハニードントの姪。3代母クリアーチャンスの産駒にマッキーマックス、孫にアイウォントユーがいる。キズナ産駒はストームキャットの影響が強いマイラーも少なくないが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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