2020年12月15日(火) 18:00
1番人気に応え、見事に白毛馬初のGI勝利を達成したソダシ
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、2歳女王決定戦の阪神JFを取りあげます。1、2番人気での決着となった堅い一戦を、果たしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、先週のチャンピオンズC的中に続いての登場となるシューヤ氏です。高配当&好配当を、少点数でワイドで仕留める手法は安定感も抜群。今回、本命に推したのは6番人気のユーバーレーベンでした。前走のアルテミスSでは9着と崩れ、買いにくい局面でしたが、「スローペースの内枠で位置取りを悪くした」ことに加え、「直線でもなかなかオープンスペースに持ち出せず、最後の伸びを見るとスムーズなら上位の走りができた」と敗因をキッチリと分析。
さらに、前々走の札幌2歳S2着時の先頭に取り付くときの脚の速さを根拠に、「馬群を捌く形ではなく直線入り口で外に出しつつ勢いを付けて向かえればこの舞台でもやれそう」と強調しました。
人気落ちの実力馬の敗因を見極めて、本命に抜擢。ワイド3点で仕留めたのはお見事だった
もうひとりは、“レース直前の気配で勝負する男”太田将紀氏です。こちらは、人気に応えて勝利したソダシに本命を打ちました。「先行抜け出しの安定したレース運び」での3連勝を評価し、「完成度が高く、多頭数でもレースしやすい」と白毛馬初のGI制覇に期待したのです。
1番人気への絶対的な信頼感が馬単勝負を選択させ、その決断が結果に結びついた
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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