【朝日杯FS予想】有力馬がそれぞれ重ね持つ可能性と不安

2020年12月18日(金) 18:00

未知なメンバーの中でも馬券のポイントになりそうな馬とは…

 レッドベルオーブは2、1、1着で重賞制覇と、ここまでの成績には文句のつけようがない。レコード勝ち2回とスピード能力も高い。藤原英昭厩舎で2歳重賞を勝ったのはこの馬と兄レッドベルジュールの2頭だけ。それだけ早い時期からの完成度が高い血統なのだろう。

 競馬に自在性もあるしこの馬に関してマイナス点は見当たらず、気になるとしたら兄がこのレースで大敗していることくらいか。

 デイリー杯で2着だったホウオウアマゾンは、先行力で勝負したいところ。ただ今回は他に速い馬もいるので巻き込まれたくはない。いままでよりは控えたうえで同じパフォーマンスを出せるかどうかがカギだ。

 ステラヴェローチェは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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