2020年12月26日(土) 12:00
コロナの影響でいろいろなことがメチャクチャになった2020年がもうすぐ終わろうとしています。当コラム年末恒例の“私の競馬10大ニュース”は、10という数字にこだわらず、年明けから順に“激動の1年”を振り返ってみることにしました。
1月9日、この日で場内実況を引退される兵庫の吉田勝彦さんの“最後のレース”を聴きに園田競馬場へ。同30日には姫路競馬場で吉田さん引退記念のトークショーに出演させていただきました。ちょうどその頃、コロナの話が出始めていて、姫路のドラッグストアで品切れ寸前のマスクを買ったことを覚えています。
2月9日、文化放送で東京新聞杯を実況。“古巣”で競馬の生中継を担当したのはこれが初めてでした。
同29日(土)から中央競馬が無観客開催に。「ウイニング競馬」は、4月11日まで歓声の消えた中山競馬場からの放送を続けました。
3月21日、これも無観客で行われたばんえい記念を帯広競馬場からネット中継。
4月18日から「ウイニング競馬」がテレビ東京本社スタジオからの放送に移行。レース実況はモニター画面を見ながら行う形に。4月末から5月初めは、私の出演が前日収録のナレーションだけになり、実況はテレ東アナウンサーが担当しました。
5月31日、日本ダービーを自宅観戦。1990年から続けてきた現場実況収録の仕事が30年でストップ。有馬記念も同様になりました。
6月、船橋競馬場の京成盃グランドマイラーズ・スペシャルトークをインターネットで配信。これ以後、グリーンチャンネル「地方競馬中継」へのリモート出演など、コロナ禍中ならではの仕事がボチボチ入り始めました。
7月4日、この日開幕した福島競馬と、その後の新潟競馬もテレ東本社から中継。“夏競馬出張”が皆無に。
8月、「週刊競馬ブック」に、戦時下の無観客競馬に関する記事を寄稿。これも、今年の無観客開催がなければ思いつかなかったことでした。
9月、ばんえい競馬初心者講座の動画に出演。10月19日、JBC20周年記念イベントで総合司会を担当。どちらもYoutubeで見られますので、ぜひ検索、アクセスしてみてください。
11月1日のばんえい帯広競馬と同3日の大井競馬JBC開催をナマ観戦。4月に「ウイニング競馬」の放送がスタジオ制作になって以来、競馬を開催している競馬場に行ったのはこの2回だけでした。
収まる気配のないコロナ禍の中、無事でいられることがありがたいと思う今日この頃です。ちなみに年末年始は、インターネットやラジオNIKKEIのばんえい競馬中継に相次いで出演予定。こちらもよろしくお願いします。
最後に有馬記念についても一言。カレンブーケドールからのワイドを数点、買ってみるつもりです。ではみなさん、よいお年を!
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矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。
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