【AJCC予想】リピート好走が多い中山2200重賞 ステイ産駒がちょくちょく複穴に

2021年01月17日(日) 18:00

近年の中山芝外2200の重賞(AJCC、オールカマー、セントライト記念)を振り返ると、ミッキースワロー、ダンビュライト、アルアイン、ゼーヴィント、グレイル、ステイフーリッシュなどなどリピート好走がけっこう目につく。ショウナンバッハ&キタサンブラックやレイデオロ&レイエンダなどきょうだいでの好走も。取り上げた5頭では、サトノフラッグが昨年のセントライト記念2着で、ラストドラフトが昨年のAJCC3着。ステイゴールド産駒がちょくちょく複穴になっているのも頭の隅に置いておきたい。(解説:望田潤)

アリストテレス

 ヴィクトリーやリンカーンの甥で、アドミラブルやエスポワールのイトコで、フサイチコンコルドやアンライバルドなども出るバレークイーンの牝系。エピファネイア×ディープインパクトはオーソクレースやムジカと同じで、サンデーサイレンスとサドラーズウェルズのクロスも同じ。晩成の中長距離血統で、早くから素質は見せていたが、菊花賞2着も含め伯父のリンカーンに近いイメージに完成しつつある。エピファ産駒だけに馬群で揉まれ込むのはよくないかも。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ウインマリリン

 ウインマーレライ、マイネヒメル、イペルラーニオの半妹。母父フサイチペガサスはケンタッキーダービー馬で、サトノゴールドやサージェントバッジやロードレガリスなどの母父。スクリーンヒーロー産駒でダンジグのクロスは・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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