2021年01月18日(月) 18:00
3連単、3連複を筆頭に、日経新春杯の式別の最高配当が計「6通り」も塗り替えられる大波乱の結果となった。
波乱を呼びそうな下地はあった。史上初めての中京コースでの施行。2400mではなく距離は2200m。ハンデ戦とはいえ、GIIながら重賞勝ち馬が4頭しかいない組み合わせ。
波乱の使者となった団野大成騎手とショウリュウイクゾ(c)netkeiba.com
勝ったのは、回避馬が出て出走可能となった53キロの軽ハンデ馬ショウリュウイクゾ(父オルフェーヴル)だった。この5歳牡馬の伏兵は、第1回の特別登録馬22頭中、出走順位22番目の条件馬だった(3勝クラス)。
テン乗りでショウリュウイクゾを重賞初制覇に導いたガッツポーズの団野大成騎手(20)は、自身も17度目の騎乗で新成人の記念となる重賞初勝利だった。
芝コースは3コーナーから4コーナーにかけて土煙の上がるタフなコンディション。団野騎手(ショウリュウイクゾ)は外枠14番だったこともあるが、・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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