【AJCC予想】苦しいレース経験に勝る5歳以上馬に注目したい

2021年01月23日(土) 18:00

今年は4歳世代に注目が集まるが…

 近年は4歳馬の出走が非常に少ない別定のGII。ところが、今年は過去20年では2014年と並ぶ最多タイの「4頭」の4歳馬が出走してきた。菊花賞でコントレイルと大接戦の2着したアリストテレスを筆頭に、みんな3歳クラシックで2着、あるいは3着のある期待の注目馬ばかりである。

 しかし、過去20年、4歳馬の成績は【2-8-4-25】にとどまる。「5歳馬…8勝、6歳馬…5勝、7歳馬…5勝」と比較すると、勝率は非常に低い。またこの20年、渋馬場(稍重-不良)で行われたケースは3回、タフな馬場コンディションを克服して勝ったのは5歳以上馬だけという記録がある。きびしいレース経験の差が生じている。

 世代レベルとかではなく、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す