2021年02月06日(土) 18:00
今年の東京新聞杯の特徴は、最近5年間で馬券圏内(3着まで)に9頭も好走している上昇中の「4歳馬」が2頭しかいないこと。その一方、5歳以上馬で1600mの重賞を勝っているのはヴァンドギャルド(2020年富士S)と、サトノアーサー(2020年関屋記念)のわずか2頭だけ。
伏兵にもチャンス十分の組み合わせ。5歳カテドラル(父ハーツクライ)に期待したい。出遅れて18頭立ての最後方から突っ込み、上がり最速の33秒3で首差2着したのが、休み明けで初めての1600m出走だった3歳春のアーリントンC。
続くGIのNHKマイルCも出負けしたが、直線で馬群を割って伸び、勝ったアドマイヤマーズから0秒1差の3着。東京の1600mを1分32秒5で乗り切っている。そのとき鼻だけ及ばなかった2着ケイデンスコールは、・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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