【東京新聞杯】勢いそのままに初めてずくめの重賞制覇

2021年02月08日(月) 18:00

大目標の安田記念に向け展望がひらけた

 出世レースを象徴するように、勝った5歳カラテ(父トゥザグローリー)はこれが重賞初勝利(23戦目)。騎乗した菅原明良騎手(19)は、うれしい重賞初制覇(重賞挑戦3回目)。

 種牡馬トゥザグローリー(14歳、父キングカメハメハ)は産駒の初のJRA重賞勝利でもあり(初年度の産駒)、オーナーの小田切光氏(父は小田切有一氏)にとっても初めてのJRA重賞勝ちだった。

重賞レース回顧

重賞初勝利を飾ったカラテ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 カラテは、これまで一度も上位人気(1-3番人気)になったことがない不思議な成長過程を辿っているが、2歳新馬デビューが476キロ(遠征の輸送減りもあった)。それが、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す