2021年02月16日(火) 18:00
クラシック登竜門の注目レースで、後続を2馬身半離す強さを見せたエフフォーリア。
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、春の3歳GIへの登龍門として注目度の高い共同通信杯を取りあげます。上位1〜3番人気馬が連対を外した波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、スポニチが誇る万馬券メーカーの小田哲也氏です。冒頭で「超スローからの決め手比べなら、ディ−プ産駒のレフトゥバーズやシャフリヤールも相当手ごわい」との見解を示しつつも、重賞ゆえにそこまで淡々と流れないはずと考えました。
それゆえ本命には、前走の百日草特別で「直線で前が空いてから長く脚を使った」とエフフォーリアを推しました。実際、レフトゥバーズやシャフリヤールの前走の新馬戦勝利時のようなラスト3ハロン戦にはならず、4ハロン目から早くなる展開を、読みどおりにエフフォーリアが「早めに噴かしても止まらない持続力」を生かして4番人気で勝利したのです。
シャフリヤール、レフトゥバーズではなく4人気エフフォーリアの止まらない持続力を重視し、馬連で高回収を達成
もうひとりは、「単勝二頭流」の石橋武氏です。まずは穴馬の本命として、こちらも「直線に向いての上がり勝負で、いかに他馬より速い脚を長くつかえるか」という観点からエフフォーリアを指名。前走の百日草特別を、「新馬の持続力が要求される流れから一転、スローの上がり勝負にも対応したレースセンスはメンバー随一」と高く評価したのです。
さらに人気馬の本命には、2番人気3着のシャフリヤールを「このレースを好走するのはまさにこのタイプという典型」というジャッジで選びました。
追い出された瞬間、一瞬で他馬を置き去りにした。圧倒的にスムーズなギアチェンジで完勝
もちろん、お気に入りの予想家をひとり決めるのも有効な馬券作戦ではありますが、今回紹介した「好走時の最大パフォーマンス重視」と「単勝二頭流」といった、複数の異なったファクターをかけ合わせて参考にするのもオススメです!
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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