【フェブラリーS予想】根岸Sと東海Sの勝ち馬が好走するのか…

2021年02月19日(金) 18:00

今年はGIにしてはメンバーが軽い

 プレップレースのひとつ、根岸Sを勝ってきたレッドルゼル。言うまでもなく今回は距離延長・初距離がテーマとなる。安田隆師は以前より慎重なコメントだが、いまの勢いならばこなしても不思議はない。逆に距離を意識しすぎて前半のレース運びが慎重になりすぎると良くないかもしれない。

 もうひとつのプレップ・東海Sを勝ってきたのがオーヴェルニュ。対照的にこちらは距離短縮がテーマで、マイル以下の距離を走るのは1勝クラス時代の2019年4月以来となる。好位置の競馬で連勝してきた馬なので前半が速くなるのは嫌だが、外枠を引いたのはプラス。そもそも外のほうがやや有利なコースだし、スタート直後が速くなくても包まれる心配がない。

 この2頭と互角か・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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