2021年03月09日(火) 12:00
フィリーズレビューは、いまさら言うまでもなく芝1400mで争われる。1400mという距離は、一見すると1200mが得意な馬も1600mが得意な馬も走れるように見える。
しかし、結果はそうはなっていない。過去10年、前走芝1200m組は[0-0-0-29]と全く馬券に絡んでいない。人気になるような馬もいなかったのだが、4着止まりとなっている。
芝1400m組は[4-3-3-43]、芝1600m組は[7-6-6-51]。勝率も複勝率も、・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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