【スプリングS予想】歴史的少なさの前走オープン組

2021年03月16日(火) 12:00

前走条件戦組を割り込ませる発想が必要

 スプリングSの登録馬を見ていて、なにか違和感があるなと思った。

 考えた結果気付いたのが、前走重賞組、前走オープン組の少なさだ。

 今回の登録馬で前走重賞に出走していたのはランドオブリバティとヴィクティファルスの2頭だけ。前走オープン特別組もヴェイルネビュラだけで、3頭以外はすべて前走条件戦組だ。

 平成以降のスプリングSでいうと、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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