【日経賞・毎日杯・マーチS・高松宮記念予想】今週はGI高松宮記念含め4重賞!有力馬の調教を徹底分析!!

2021年03月24日(水) 18:00

高松宮記念で重要視したい調教適性は…

 先週の阪神大賞典。パドックでのアリストテレスの様子を見ていると、少し焦れ込んでいるように映りました。レースでの走りはまさに折り合いが難しかったようで、いつものパフォーマンスを発揮できなかったのは間違いないと思います。

 問題はその理由。競馬予想TV!で「最終追い切りをこれだけ動いたことがないだけに、これが良いとも悪いとも言えないけど、それは今回の結果が出てから」とコメントしました。本当にあれだけ動いたことが折り合いを欠いた要因だったのでしょうか。その判断については、次回の調教内容を見てから確定させていこうと思います。

 さて、今週は高松宮記念。今週も各出走馬の調教内容を好走時と比較して吟味していく予定ですが、本命決定には「開催おすすめ調教適性」で記した内容を最重要視する予定。今週は潔く山を張ってしまえば、それでしっかり結果が出てくれるような気がします。

【日経賞/ワールドプレミア】

 昨秋の2走は健闘はしているものの、馬券圏内には絡めない結果。これに対して、JCは長期休養明けだったから仕方ないという見方はできるでしょうが、有馬記念に対する解釈で今回の評価が変わってきそう。個人的には2019年有馬記念で3着していますが、当時には及ばない状態だったのではないかと思っています。

 その根拠はCWでの追い切り。前走は1週前も最終追い切りもCWでしたが、これがいずれも単走でした。2019年有馬記念では2週前と1週前のCWでともに併せ馬を行い、いずれも先着。今回は2週前も1週前も併せ馬を行った点は評価できますが、2週前はユーキャンスマイルに遅れ。

 まだ絶好調には及ばないでしょうが、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す