2021年03月31日(水) 18:00
当コラムで「潔く山を張れば」と書いたにもかかわらず、最終追い切りが栗東坂路で3F目以降12.9秒以下のラップで、4F目最速ラップに本命を打てなかった高松宮記念。でも、結局は1番人気から3番人気で馬券圏内が決着したと思えば、まあしゃあないかなというのが本音。ただ、4着トゥラヴェスーラもこの調教適性に該当していただけに、この単勝16番人気が馬券に絡んでいたら、しゃあないでは済まなかったかも知れませんね。
今週の大阪杯。先週のように堅い決着となるのかどうか。netkeiba.comの予想オッズでは3番人気と4番人気の差が大きく、ユーザーの皆様は堅いと予想されているんでしょうね。でも、レース当日の日曜日は雨予報。勝ち時計が2分を超えた2019年は1週前追い切りも最終追い切りも栗東坂路だった9番人気アルアインが優勝。雨が高配当の使者になるような気はします。
【ダービー卿CT/カテドラル】
前走は2ヶ月ぶりのレースでもCWと坂路を併用して、しっかり乗り込まれていて、最終追い切りは坂路で4F55.1秒と時計は遅いものの、ラスト1F12.0秒で最速ラップが踏めており、レースで好走しそうなイメージが湧く調教内容でした。
今回も2週前追い切りのCWでの動きが抜群。これを見た時に引き続き、という気持ちになりましたが、どうやら先週は火曜日の坂路で時計になったことで、水曜、木曜の追い切りは控えたようですね。その分、金曜日に追い切って、最終追い切りが坂路。前走のような週中、週末といったきれいな追い切りパターンでない点はちょっと気になります。
2週前の動きは悪くなかったが、追い切りパターンの面では気がかりなカテドラル(3月17日撮影)
【ダービー卿CT/ボンセルヴィーソ】
昨年の2着馬ですが、昨年の東風Sが12着に対して、今年は2着。この馬自身の調教内容には大きな変化がなかったと思えるだけに、メンバーレベルなどの要素が着順に大きな影響を与えたと判断しています。
今年も昨年と同じ中2週ですが、・・・
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ
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