2021年04月18日(日) 12:00
▲“若き勝負師”横山武史騎手、皐月賞目前に直撃取材 (C)netkeiba.com
3戦無敗で皐月賞に駒を進めたエフフォーリア。かねてから競馬関係者の中でも評判が高い、最注目の一頭です。鞍上は、昨年関東リーディングを獲得した“若き勝負師”、横山武史騎手。大舞台を目前に控えてもなお、「小さい頃から本番に強いタイプ」ときっぱり。勝利への手応えは? 横山武史騎手を直撃します。
(取材・構成=不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で行いました
──前走の共同通信杯は、直線で力強く抜け出して2馬身半差の圧勝。3戦3勝で重賞制覇となりました。舞台が上がるにつれて強さを増している印象ですが、改めて共同通信杯はどんな走りでしたか?
横山武 距離が1ハロン短くなるということで、折り合いは前走の百日草特別より大丈夫だろうと思っていたんですが、実際、向正面で横からこられたときに噛む仕草はあっても、そのあとすぐに力みが抜けてくれました。最後までとてもいい内容だったと思います。
──ゴール後は、大きく右手が挙がりました。どんな思いを込めてのガッツポーズだったのでしょうか。
▲大きなガッツポーズに込められた思いとは? (撮影:下野雄規)
横山武 ここまで3戦3勝と、スムーズにたどり着けたことがうれしくて。絶対に重賞を勝てる馬だと思っていましたからね。
──武史騎手にとって2つ目の重賞タイトルとなったわけですが(その後、タイトルホルダーで弥生賞、ウインマリリンで日経賞を勝利)、重賞初制覇となったフローラSのように、夜は興奮して眠れなかった?
横山武 いやぁ、さすがにフローラSのときほどではなかったです(笑)。でもやっぱりうれしくて、なかなか興奮が抜けませんでした。
──エフフォーリアには、デビュー前から素質の高さを感じていたそうですね。・・・
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