2021年04月22日(木) 12:00
日本の全平地重賞の過去10年において、全頭の複勝を買ってプラスになる重賞は全139重賞のうち10重賞。その中でも上から5番目に位置するのがフローラSとなっています。
何故これだけ荒れやすいのかというと、牝馬路線のレース編成に要因があるでしょう。
2歳〜3歳春は1600mで桜花賞を最終目標にしていた馬たちが多く、番組編成的にも2歳時に組まれるOP以上の牝馬限定戦はアルテミスS(東京芝1600m)、ファンタジーS(京都芝1400m ※2020年は阪神開催)、阪神JF(阪神芝1600m)しかなく、3歳春に組まれている番組もフェアリーS・紅梅S・エルフィンS・クイーンC・チューリップ賞・フィリーズレビュー・アネモネS・フラワーCでフラワーCは芝1800mであるもののその他は1600m戦となっていることで、フローラSでは距離延長馬が出走馬の7割を占める特殊な条件となります。
この特殊な番組編成により、・・・
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メシ馬
1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。
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