2021年04月25日(日) 18:00
過去10年の青葉賞勝ち馬は、本番ダービーで[0-2-1-6]。馬券に絡んだ3頭(アドミラブル、フェノーメノ、ウインバリアシオン)のうちアドミラブルとフェノーメノは2馬身以上、コンマ4秒以上の完勝だった。それぐらいの能力差を見せつける新星の登場を期待したい。血統的にはリオンリオン、ゴーフォザサミット、アドミラブルと、過去5年でトニービンもちが3勝。オーソリティ、アドミラブル、ヴァンキッシュランと、サドラーズウェルズもちも3勝。取り上げた5頭ではキングストンボーイとワンダフルタウンがトニービンを、ノースブリッジがサドラーズウェルズをもつ。(解説:望田潤)
アオイショー
3代母フラワーパークはスプリンターズSと高松宮杯に勝った最優秀短距離馬でヴァンセンヌの母。ロードカナロア×シンボリクリスエスはレッドガラン、ダノンスプレンダー、ソルドラードなどと同じで牡が中距離でよく走っている。脚長でしなやかなストライドで走る中距離馬で、山吹賞で上がり11.6-11.6を一気に差し切った末脚は東京向きだろう。ただ母系にオリオールの血が入るので、山吹賞のように直線では一番外に持ち出したほうが斬れるタイプかも。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
キングストンボーイ
エポカドーロの半弟で、近親にデルマーダービー(米G2・芝9F)のダロスがいる。母ダイワパッションは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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